番付の階層(上が上位)
大相撲の番付は、上から順に 横綱・大関・関脇・小結・前頭(ここまで「幕内」) → 十両 → 幕下 → 三段目 → 序二段 → 序ノ口 の順に並びます。 「幕内」と「十両」までが関取と呼ばれ、月給や大銀杏、付き人など特別な待遇を受けます。 幕下以下は番付外と呼ばれ、地位や生活面の扱いが大きく異なります。
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幕内
幕内(まくうち)
最上位の階級。横綱・大関・関脇・小結(三役)と前頭を合わせた42名前後で構成されます。 15日間毎日取組があり、優勝争いの中心。関取のなかでも上位陣です。
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十両
十両(じゅうりょう)
定員28名。ここから上が「関取」と呼ばれ、月給・大銀杏(おおいちょう)・化粧まわし・付き人などが認められます。 幕内へ昇進する登竜門でもあり、本場所では15日間毎日取組があります。
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幕下
幕下(まくした)
定員120名。ここから下は「番付外」で月給はなく、本場所の手当てのみ。15日間のうち7番取組があります。 関取まであと一歩、勝ち越しを続けて十両昇進を狙う「予備軍」の階級。
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三段目
三段目(さんだんめ)
定員200名。ここも番付外。15日間で7番取組があります。新弟子検査に合格してから何場所か経過した若手や、 再起を期す力士が混在する競争の激しい階級です。
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序二段
序二段(じょにだん)
定員はおおむね100〜220名と本場所ごとに変動。新弟子の多くが序ノ口の次に到達する階級で、本場所では7番取組があります。
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序ノ口
序ノ口(じょのくち)
番付の最下位。新弟子検査に合格した直後はここから始まります(一部の大学相撲出身者などは「幕下付出」「三段目付出」で入門する例外あり)。 本場所では7番取組。1勝でもすれば翌場所は序二段へ上がれることが多い、登竜門の階級。
関取と番付外、なにが違う?
| 項目 | 関取(十両以上) | 番付外(幕下以下) |
|---|---|---|
| 給料 | 月給あり | 本場所手当てのみ |
| 髷(まげ) | 大銀杏(取組時) | ちょんまげ |
| 化粧まわし | あり | なし |
| 付き人 | つく | つかない(自分が付き人をやる側) |
| 本場所の取組数 | 15日間 毎日1番 | 15日間で7番(隔日) |
| 外出時の服装 | 紋付・羽織袴 | 浴衣 |
このため幕下と十両の間には大きな壁があり、両者の境を「関所」と呼んだりもします。
昇進と降下のしくみ(おおまかに)
- 本場所で勝ち越し(8勝以上)すれば翌場所は番付が上がる傾向。負け越せば下がる傾向。
- 幕下以下は4勝3敗が勝ち越し、3勝4敗が負け越し(取組7番のため)。
- 三役(関脇・小結)から大関に上がるには、おおむね直近三場所で33勝以上が目安。
- 大関から横綱は明文化されたルールはないが、大関で連続優勝かそれに準ずる成績が慣例。
- 幕下から十両に昇進すれば「関取」、降格すれば再び番付外。15日間の本場所はこの境界線を懸けた戦いの連続。
出典・参考
本ページの説明は 日本相撲協会公式サイト の番付・各階級ページを参照して個人がまとめたものです。最新の定員・規定は協会公式情報をご確認ください。
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